やっと、上野の東京都美術館で行われている
『フィレンツェ展』に行ってきました。

フィレンツェ/トスカーナ2004-2005 という
プロジェクトのメインイベントの一つです。
2004年~2005年にかけて、フィレンツェを中心とした
トスカーナ地方の文化を紹介し、経済・産業の交流を
図るというものらしいです。

『フィレンツェ展』では、ルネッサンス期の
絵画・彫刻・織物などが展示されています。

中でも目玉の作品は、
今回の展覧会のポスターになっている
ポッライウオーロ作 『婦人の肖像』

横顔がとても美しく、真珠のネックレスや
ペンダントトップ、髪飾り、金襴織りの服など
繊細で透明感ある作品です。

ミケランジェロ作 『磔刑のキリスト像』 

木製で小さいながらも、キリストの骨格や
筋肉の付き方、表情など細かく描写されていて、
神秘的な作品です。


この2つの作品には、人だかりができているので
すぐ分かります。


私が好きな作品は、

ミケランジェロ作 『ダヴィデ』の頭部レプリカ

フィレンツェのアカデミア美術館に展示されている
『ダヴィデ』の頭部のみドーンと置かれてます。
なにしろ、本物のダヴィデの像は高さ4m以上。
さらに台座の上に立っているので、顔はよく
見えないんですよね。それが、目の前に見れるなんて。

ダヴィデの鋭い目が見る先は、敵のゴリアテ。
顔全体に緊張感があり、精悍な顔つき。
どの角度から見てもバランスが取れていて
いい男なんですよ♪

私はダヴィデのお尻の方が好きなんですけどね・・・
あの引き締まったキュッとしたお尻。
かっこいいー。

フィレンツェのアカデミア美術館のダヴィデ像の
後ろにはベンチがあり、私はそこに座って
お尻を眺めてました!
アカデミア美術館のダヴィデは、洗浄されていて
真っ白できれいでした。
レプリカは、フィレンツェのシニョーリア広場や
ミケランジェロ広場にも置かれています。

フィレンツェ展は、
東京都美術館 12/19で終了。
京都市美術館 1/29から展示。